公開空地とは?キッチンカーを利用した活用方法や申請方法は?

最近都心のビルや公園等の至る所で目にするキッチンカー。
そのキッチンカーが出店している場所の一つに公開空地というオープンスペースが使われています。

 

公開空地とは一般の人でも利用出来るオープンスペースの事をいいます。
遊歩道が整備されたり、樹木や街灯等が設置されたりと様々です。


ビルの建設時に公開空地を設ける事によって、容積率や高さの制限の緩和が受けれます。
(建築基準法第59条の2)

 

 

公開空地は簡単に言ってしまうと

行政としては
「ビルだらけで緑も無く景観も悪く、安全上でも好ましくない建物ばかりは困る」

ビル側としては
「ビルを建てるならもっと高くして容積率を上げたい、でも規制がある」

という両者の思いが合致し、出来たのが公開空地と言っても良いでしょう。

 

 

 

キッチンカーが公開空地で販売してる理由は?

お昼時のビルの公開空地を見ると、結構な確率でキッチンカーがお弁当を販売しています。
そのキッチンカーが何故こんなにも公開空地で販売活動をしているのか?
それには理由があるのです。

 

この公開空地を作る際の取り決めの一つとして
営利目的な施設等は長期間にわたって常設占有はできない
事になっています。

ただしイベント等の場合の出店は問題無い事になっていて
キッチンカーは移動式なので常設占有ではありません。
最近になって都内のビル街にキッチンカーが増えた理由は公開空地の適切な利用があってこそだったのです。

 

 

 

公開空地にキッチンカーを呼ぶメリット

キッチンカー販売風景

公開空地にキッチンカーを呼んだ場合にはどんなメリットがあるのか?
実際に出店した時や出店をお願いされた時に言われたメリットです。

  • ビルに飲食店舗が無く困っていた。
  • 周辺からも人が多く来て賑わった。
  • キッチンカーの影響でビルへの取材があった。

 

ビルに飲食店舗が無く困っていた。

古いビルだとビル内に飲食店や社食を用意する事は難しく、周辺に飲食店やコンビニが無いと入居するテナントも借りるのを躊躇します。
しかしキッチンカーがビル下にやってくれば、入居しているテナントの人達にとっては社食になったり、ビルに賑わいが戻ったりするので導入するオーナーさんや管理者さんは多いです。

通常の店舗とは違い移動式なので借り導入をして簡単に試せるという所も強みかもしれません。

 

 

 

公開空地等の申請方法について

申請方法については場所や利用用途によって様々です。
市や区役所の建築課等に連絡し相談をしてみましょう。

 

ちなみに東京では、公開空地を利用した
東京のしゃれた街並みづくり推進条例
という新しい制度があったりもします。

東京のしゃれた街並みづくり推進条

 

 

この条例の具体的な内容は

  1. 都市計画に基づく規制緩和などを活用しながら共同建替等を促進する「街区再編まちづくり制度」、
  2. 地域の協議会が中心となって取り組む一体性のある街並み景観づくり活動を支援する「街並み景観づくり制度」、
  3. 地域の特性を生かし魅力を高めるまちづくり活動を行う団体を登録し、活動の促進を図る「まちづくり団体の登録制度」

地域との結びつきを強くし、土地の垣根を越え地域一体となって取り組む建築計画です。

 

今すぐに効果のある制度では無いかも知れません。
でも考えて見てください、今まで何の計画も無くそれこそ隣の建物の所有者とすら上手にコミュニケーションを取らずに建築してきた東京都心やその周辺。

この制度が上手く利用された20年30年後には
外見は大きな建物に見えるビルが実際は周辺の家屋や商店を取り込んで一体化して創造された大規模スペースになっていくと思います。

公開空地やしゃれ街の制度はこの様に地域の人達の利便性やコミュニティを考えた素晴らしい制度だと私は思っています。
そしてその場所でキッチンカーを使って飲食を販売して地域の活性化に繋がるコミュニティスペースに出来たなら本望です。

 

 

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